黒歴史日記。

なで肩です。

🦀

やらなければいけないことがたくさんある。

えらいもんで、やらなければいけないことがあまりにも多いと、何から手をつけていいかわからず、なおさらやる気がなくなる。

 

そうなるとえらいもんで、とにかくこの現実から逃げ出したくなる。

 

するとえらいもんで、僕は自分が1番現実逃避ができる「文章を書く。」という行為に走る。

 

文章を書いている間は、書くことに全集中できるため、他のことを考えなくて済むのだ。

 

ということで、オチもなく、何のメッセージ性もない文章を、ただただ自分が現実逃避をしたいがために書こうと思う。

 

 

 

 

 

 

すっかりえらくなった僕は「カニ」について考えた。

 

 

ここから先の話は完全なる僕の持論なので、「カニ」の古参ファンや「カニガチ恋勢の方々は、どうか子供の戯言だと思って全力でスルーして欲しい。スルーどころか、今すぐこのブログを閉じて、LINEを起動させて、親御さんになかなか言えない日頃の感謝を伝えるなどして欲しい。

 

 

 

 

 

 

それでは僕の「カニ」に対する率直な思いを述べようと思う。

 

それは、「あともうちょっと、まずければなぁ……。」である。

これは僕なりに「カニ」のことを最大限に思っての意見だ。

 

 

正直に言おう。僕は「カニ」が高くて、なかなか食べれなくて、それでいてちょっと美味しいから好きだ。

 

僕は未だにマックでチキンクリスプを2つとサービスの水だけ頼むくらいのお子ちゃまなので、どれだけ高級なものでも珍味のような、味の癖が強すぎる食べ物が苦手だ。

 

その点、「カニ」は良いラインを攻めてくる。

 

なんとなく高級!という雰囲気もあって、そこそこ美味しい。

 

この、「そこそこ美味しい」がポイントなのだ。 

 

カニ」はもちろん美味しいが、「美味し過ぎて毎日でも食べたい!!!」かと言われたら決してそうではない。

 

カニ」は高級なもので、「たまに食べられる美味しいもの」だからこそ価値がある。万が一、タラバガニ1杯100円です!と言われても、「え!じゃあ毎日食べます!!」と手放しには言えない。

 

毎日食べるなら全然お肉が食べたいのである。

カニ」より毎日食べたいほど美味しいものは他にいくらでもあるのだ。

 

僕は「カニ」は高級なもので、そこそこ美味しいから貴重な物だ!と思って重宝している。

 

ということは、もし「カニ」がここまで美味しくなければ、僕は特に重宝しないのではないか。むしろ今の美味しい!のレベルがギリラインなのではないか。あともう少しでも「カニ」が美味しくなければ、わざわざ僕は「カニ」なんて食べないのではないか。

 

 

そもそも、「カニ」を本当に美味しくて、毎日食べたい!という人が多いなら、もっと日頃からスーパーにたくさん「カニ」が並んでいるのではないか。

 

いや、よくよく考えたら「カニ」の見た目、怖過ぎないか。見た目ほぼほぼクリーチャーじゃないか。冷静に見たら、見た目めっちゃ怖くないか。

恐らく「カニ」側もまさか自分たちが食われるとは思ってなかったのではないか。

 

「え、俺わりとエグい見た目してますけど、食うんすか?え、俺一応ハサミとかあるんすけど?え、別におかまいなしって感じすか?」とカニ側も思ってるんじゃないか。

 

そもそも「カニ」って食物として、特段栄養素が高い!とかではないのではないか。

 

「高級だし、普段食べない味だし、そこそこ美味しいから!」という理由で人類から搾取されているのではないか……。

 

これが僕の「カニ」に対する率直な思いである。

 

カニ」があと少しでも今より美味しくなかったら、人類から「珍しいだけの、見た目気持ち悪い美味しくない生き物」とみなされ、今ほど人類に獲られることもなく、平和に暮らせるのでないか……。

 

カニ」はハサミを大きくして強くするより、中身を不味くして人類から獲られない進化を遂げた方が、よっぽど種の存続に役立つのではないか……。

 

 

カニ」って食べるのめんどくさいし、まずければ人類みんながどスルー決め込むのではないか。

 

 

カニ」側もわりと良いバランスで「味」を調整してきたと思う。牛肉のような、わかりやすい美味しい!味には仕上げてこなかった。しかし、もう少し、もう少し、わかりやすく変な味になっていれば、今ほど「カニ」は人類から食べられてなかったのではないか。

 

 

変に「美味しい」の部分を「カニ」が残してしまったばっかりに、このような現状になってしまっているのではないか。

 

あと少しでも美味しくなければ、「カニ」は平和に暮らせたのではないか……。

 

あと、「横にしか動けない。」って制限、めっちゃ面白いけど、生きる上で絶対邪魔じゃないのか……。

 

 

 

 

以上が僕の率直な「カニ」に対する思いなのだが、「蟹の念仏」として、聞き流してくれたら幸いである。